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【劇用車】ダットラ620|旧車整備士が語る部品入手困難な旧車レンタルの現場

【劇用車】ダットラ620|旧車整備士が語る部品入手困難な旧車レンタルの現場

こんにちは!
劇用車として80~90年代の国産旧車=スペシャルティカーを中心に撮影車両レンタルを行っている原田商会です。

劇用車として撮影現場でも人気の「ダットラ620」
旧車ならではの味わいと存在感が魅力ですが、整備士として一番苦労するのが「部品の入手」です。

今回、車検前の整備点検でヘッドライトリングが外れているのを発見。
見た目だけでなく、撮影シーンにも影響が出るためすぐに補修を行いました。

ダットラ620のヘッドライトリングはポイント溶接で固定されていますが、経年劣化で溶接部がもろくなり、走行中に外れてしまうこともあります。 実際、今回の車両ではリングが走行中に外れ、民家の庭まで転がってしまうトラブルも。
幸い無事に回収できましたが、同じ部品は市場にほとんど存在せず、あっても高額です。

今回は爪部分を強化接着剤で固定し、リング全体も再接着。 自然な仕上がりで振動にも強く、撮影中の安心感も確保しました。

旧車整備では、見た目・耐久性・安全性をすべて両立させることが求められます。
整備士としての経験と勘が問われる部分。
劇用車として使う旧車では、こうした“部品入手困難”な状況と日々向き合っています。

当社では、ダットラ620をはじめとして80~90年代の国産スポーツカーを中心に撮影用車両(劇用車)レンタルを行っています。
自社整備士が一台ずつ点検・整備を担当しており、撮影現場で安心して使用できる状態でお届けします。
ぜひ気になる方は下記よりお問い合わせください。 皆さまのご依頼をお待ちしております。

原田商会ではすべての車を愛情をこめて自社整備・点検。
もちろんナンバーは全車種取得済み。
公道走行が可能なので撮影車両が直接現場まで向かいます。
※長距離移動の場合やご相談により積載車にて伺います。

懐かしのエンジン音、古き良き内装と共に撮影できる日を楽しみに奮闘する日々あれこれをブログで紹介していきます。