【劇用車】役車紹介その20 日産 フェアレディZ(Z31型)
【劇用車】役車紹介その20 日産 フェアレディZ(Z31型)
こんにちは!国産旧車を中心に劇用車レンタルを行っている原田商会です。
当社の劇用車達(=役車)の歴史や特徴を紹介する役車紹介シリーズ。
今回は弊社が所有している3代目 フェアレディZ、Z31型をご紹介いたします。
Zの伝統的なコンセプトであるロングノーズ・ショートデッキを引き継ぎながら、
空力性能を重視し、エクステリアをシェイプアップした3代目。
5年ぶり2度目となるフルモデルチェンジされた型はZ31型と呼ばれました。
キャッチコピーは「較べることの無意味さを教えてあげよう」という他のスポーツカーと差別化を図るハイパフォーマンス・スポーツカーを目指して開発。
空力性能を高めるためにセミリトラクタブル式ヘッドライトを採用し、ライトを閉じた状態でもレンズの一部が露出する半目のようなスタイルに、ボディラインは直線基調を取り入れ無駄な張り出しや突起を除いた滑らかさが特徴的。
豪華で近未来的なZ31に相応しい内装
初代のS30やS130と最も大きく異なっていたのは、エンジンが直6ではなくV型6気筒で当時国内最強クラスのパワーを誇っていました。
この大排気量エンジンにターボを組み合わせたことで、当時のターボ車にありがちなターボラグこそ感じさせるものの、ひとたびブーストが掛かってしまえばシートに背中を押し付けられるような豪快な加速力が味わえます。
そんな力強い走りが当時のCMでも全面に押し出されていました。
従来のZとはひと味違うフィーリングに戸惑う人もいましたが、多くの人々を魅了しました