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【劇用車】ダットラントランク620×登戸ゴールデン街〜旧車のある日常Vol.14〜

【劇用車】ダットラントランク620×登戸ゴールデン街〜旧車のある日常Vol.14〜

劇用車として80~90年代の国産旧車=スペシャルティカーを中心に撮影車両レンタルを行っている原田商会です。

登戸ゴールデン街ビルを背景に現れた“旧車のある日常”のワンシーン
今回は1970年代を代表するトラック「ダットサントラック620型」です<

提灯が灯り、レトロな看板が並ぶ通り登戸ゴールデン街。
昭和の街並みを現代に残す稀有なスポットに、ダットサントラックがそっと停まると、まるで時代が交差したような錯覚を覚えます。 錆びたホイールキャップや、味のある荷台の質感。
飾らないこの姿こそ、当時の「働く車」が持っていたリアルな美しさ。
昭和の温もりと、現代の空気が同居する光景は、まさに“映画のワンカット”のよう。
ダットサンらしい丸目ライトと、直線的なボディラインが生み出す陰影は、被写体としても非常に魅力的です。
「旧車がそこにあるだけで、物語が始まる」そんな“日常に潜む昭和の余韻”を形にしています。

そして夕焼けの屋上駐車場に佇む「ダットラントラック620」 登戸の街中で見せる生活感。
そして、静かな空の下で見せる孤高の表情。
例えば——

このロケーションで“刺さる”4つの使い方

ドラマ
昭和
ダットサン620

一日の仕事を終え、家路につくラストシーン

夕焼けの屋上駐車場に佇む荷台。掌の油汚れを拭い、遠くの街灯に目を細める。

ショット指示:肩越しのローアングル → 手のアップ(タオル) → 逆光のサイドシルエット → ゆっくり後退で街の灯を入れる。

時間帯:マジックアワー 光:逆光+レフ弱め 色:アンバー寄り 音:遠くの踏切・風

キーワード:余韻 / 仕事終わり / 生活の匂い / ロングテイク

MV
旅立ち
夕景

ノスタルジックな別れ/旅立ちのモチーフ

テールゲートに腰かけ、最後の一曲。やがて立ち上がり、カメラに背を向け歩き出す。

ショット指示:正面ワイド(都市の空) → 中望遠で歌う口元の寄り → テールランプ点灯で前ボケ → ドリーアウトで余白を残す。

時間帯:日没直後 光:環境光+点光 色:ブルー&オレンジ 小物:古いカセット・ギター

キーワード:別れ / 旅路 / シンボルカット / 余白の演出

CM
時代接続
転換カット

過去と現在をつなぐタイムトラベル的演出

荷台の布をめくると、昭和の商店街の音が立ち上がる。布を戻すと現代の都市音へスイッチ。

ショット指示:荷台の極寄り → ラックフォーカスで時代切替 → サウンドブリッジで時間を跨ぐ → ロゴへ。

時間帯:曇天〜薄暮 光:フラット+一方向キー 色:デサチュ→徐々に彩度アップ SFX:環境音クロスフェード

キーワード:ブリッジ / 変化の可視化 / ブランドストーリー

フォト
コントラスト
象徴性

光と影のコントラストを強調する象徴的カット

夕陽がドアエッジを走り、荷台のリブが長い影を落とす。静物としての620を抽象化する。

ショット指示:ロングシャドウの俯瞰 → サイドのハイライトスリット → 金属の反射のみを追う極寄り。

時間帯:日没前30分 光:ハードライト 色:低ISO・低彩度 仕上げ:粒子強め

キーワード:抽象 / 造形美 / 物語の余白

夕焼けのトーンと無骨なボディラインの組み合わせは、見る人に“時間の流れ”を感じさせ、
単なる車両撮影では得られない「物語性」を引き出します。
登戸の街中で見せる生活感と、静かな屋上で見せる孤高の表情。
この対比こそが、映像作品や写真作品に深みを与える演出のヒントになるかもしれません。

原田商会では、こうした物語性を意識したロケーション構成やシーン提案もサポート。
作品の世界観に“余韻”をもたらす一台をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

原田商会では、今回登場したダットサントラック620をはじめ、
80〜90年代の国産旧車を中心に撮影車両レンタルを行っています。
映画・ドラマ・CM・MV・イベント展示など、
ダットサントラック620で「時代の香りを作品に宿したい」という方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。 また今回撮影でコラボした登戸ゴールデン街の詳細が気になる方は是非Instagramもチェックしてみてくださいね 皆さまのご依頼をお待ちしております!

原田商会ではすべての車を愛情をこめて自社整備・点検。
もちろんナンバーは全車種取得済み。
公道走行が可能なので撮影車両が直接現場まで向かいます。
※長距離移動の場合やご相談により積載車にて伺います。

懐かしのエンジン音、古き良き内装と共に撮影できる日を楽しみに奮闘する日々あれこれをブログで紹介していきますね。