【劇用車レンタル】旧車が“物語を語り出す瞬間”|原田商会の撮影用車両活用例
【劇用車レンタル】旧車が“物語を語り出す瞬間”|原田商会の撮影用車両活用例
こんにちは。
劇用車として80〜90年代の国産旧車を中心に、撮影車両レンタルを行っている原田商会です。
今回ご紹介するのは「原田商会が実際に提案している「ロケーション × 劇用車」の一例
車は、ただ画面に映る小道具ではありません。
置かれる場所次第で、物語の温度や時間軸を一瞬で伝える存在になります。
ここでは「この画から、どんなシーンが始まるか」という視点で5つのロケーション提案を紹介しますね。
■「何も起きない午後が、いちばん贅沢だった頃」
(スバル360 × 緑に囲まれたロケーション)
丸みを帯びた小さなボディ。柔らかな光と静かな空気。
スバル360が佇むだけで、そこには 昭和の“何気ない日常” が立ち上がります。
回想シーン、家族の記憶、言葉の少ない静かなカットに最適な一台です。
■「今日が終わる前に、少し遠回りしたくなる」
(ダットサントラック × 夕暮れの屋上)
沈みゆく空、伸びる影。直線的なボディラインが、
一日の終わりの感情をまっすぐに映します。
青春、別れ、決意。
「帰るだけなのに、忘れられない」――そんなワンカットをつくれる組み合わせです。
■「火を囲むと、人は本音を話す」
(ジープ × 焚き火ロケーション)
人工物の少ない場所では、車そのものが“舞台装置”になります。
無骨なジープと揺れる炎。友情、冒険、原点回帰。
セリフよりも 空気で語るシーン に強い一台です。
■「街が眠る前、ひとりになれる場所」
(パジェロ × 夕景の屋上)
街と空の境界線。SUVのシルエットが際立つこの場所は、
孤独・余韻・静かな強さ を描くのに最適。
都会的で大人のトーン、夜へ向かう物語に自然と馴染みます。
■「90年代は、未来を信じて走っていた」
(NSX × 海沿いロード)
スピード、自由、洗練。NSXが現れた瞬間、
画面に 90年代という時代そのもの が流れ込みます。
成功、憧れ、疾走感。強い印象を残したいシーンに、この一台。
これらはすべて「この車なら、この場所が成立する」という視点で組み立てた提案です。
- 企画段階でまだイメージが固まっていない
- ロケーションと車の相性に悩んでいる
- 画に“時代の匂い”を足したい
そんな時こそ、車から物語を組み立てるという選択肢があります。
原田商会では、ただ車を貸すのではなく、作品にとって意味のある一台を一緒に考えます。
原田商会ではすべての車を愛情をこめて自社整備・点検。
もちろんナンバーは全車種取得済み。
公道走行が可能なので撮影車両が直接現場まで向かいます。
※長距離移動の場合やご相談により積載車にて伺います。
懐かしのエンジン音、古き良き内装と共に撮影できる日を楽しみに奮闘する日々あれこれをブログで紹介していきますね。


