Y31セドリック/グロリアと同じプラットフォームを使い、ホイールベースは同じであるが、3ナンバー専用の上級車として登場。
搭載エンジンはVG30DE型V型6気筒DOHC NA・200ps(タイプI、タイプII)とVG30DET型V型6気筒DOHCターボ(ハイフローセラミック式)255ps(タイプII-S、タイプIIリミテッド)の2機種(のちにレパード(2代目)にも搭載された)。
ボディタイプはスタイルを重視し、ベースのセドリック/グロリアの主力モデル同様、センターピラーのない4ドアピラーレスハードトップで、国産車離れした流麗な外観と動力性能の高さから、当時の国産同クラスセダンとしては異例の一般オーナードライバー向け要素が強い車種として人気を集めた。
当初、ユニットはV6の3リッター自然吸気で開発が進んでいたが、ライバルをクラウンではなく2代目トヨタ・ソアラに定め、「ソアラには走りで負けるわけにはいかない」という意向からターボ付きのVG30DETを搭載することになった。
デザインのモチーフは京都・三千院 勢至菩薩坐像で、フードに誇らしげにそえられるエンブレムはアカンサスの葉を模したものである。
| 仕様項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売開始時期 | 1988 年 01月 |
| 最高出力 | 200PS/6000rpm |
| 最大トルク | 26.5kgm/4400rpm |
| 駆動方式 | FR |
| トランスミッション | AT |
| 乗車定員 | 5人 |


