ピアッツァ
1981年に絶版となった乗用車「117クーペ」の後継モデルとしてイタリアのデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロにデザインを依頼したいすゞのFRスポーツ。
フロントのシャープで角ばったデザインから丸みを帯びたリアに変化していくボディラインや瞼を閉じたようなヘッドライトにジウジアーロの熱いこだわりが見て取れる一台であろう。
当時は全体的にシャープなエッジを持ったデザインが流行していたため発売当初の話題性とは裏腹に販売台数が伸び悩んではいたが、のちに国産車のスタイルが曲線を使う方向にシフトしていくとピアッツァの魅力も再認識されていった。
ドイツのチューニングメーカー「イルムシャー」が外装・足回りをカスタムした「イルムシャー・グレード」や、イギリスのロータスがサスペンションチューニングを施した「ハンドリングバイロータス」などのグレードも存在する。
仕様項目 | 内容 |
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販売開始時期 | 1981 年 06月 |
最高出力 | 150ps/5,400rpm |
最大トルク | 23.0kgf・m/3,400rpm |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | AT |
乗車定員 | 4人 |
備考 | 2L ターボ ハンドリング バイ ロータス |