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役車紹介その11 トヨタ スープラ ターボA

役車紹介その11 トヨタ スープラ ターボA

こんにちは原田商会です。
役車紹介その11。今回紹介する役車はトヨタのスープラ ターボAです。

スープラは1970年代に北米で人気を誇っていたダットサン・フェアレディ280Zの対抗馬として1978年に初代が発売されました。その際、日本国内では2代目まで「セリカXX」の名称で販売されていましたが北米でXXは成人指定映画を意味するため国外販売では「スープラ」としていました。
その後、1986年にセリカから独立し日本国内で初めてのスープラがデビューしました。それがこのA70型です。セリカXXを起点とするならば3代目になります。
当時のCMキャッチコピーでは名車である「TOYOTA 2000GT」になぞらえて「TOYOTA 3000GT」という名称が使われたほど、A70型にはトヨタの技術と理想のスポーツカーへの想いが詰め込まれています。


1988年8月のマイナーチェンジでは当時人気を集めていたツーリングカーレースのカテゴリー「グループA」を想定したマシンとして、「トヨタ・スープラ3.0GTターボA」と呼ばれるモデルが500台限定で販売されました。つまりレースに参加するために開発された=ホモロゲーションモデルだったわけです。
カーレースを想定しているだけに、エンジン性能の向上などこれまでの高級路線からは外れて走行面を強く意識して作られています。ちなみに当社の役車もこのモデルで、500分の1に含まれている貴重な車なんです。 ターボAはボディカラーがブラックのみの生産で、専用ホイールもブラックであることからノーマルであっても全身黒のいかつい存在感を放っています。

内装はこんな感じです。広い荷室が特徴的でカーペットを捲るとスペアタイヤの収納スペースもあります。こんなに広くても5人乗り。メーター周りは純正で種類が多いです。

そして私が最も驚いたのはこの大きなドアです。普通の車よりドア部分が長くて大きいため開けると車内がほぼ丸見えに。ドアを開ける時に重さを感じますが今の車ではなかなかないデザインなので乗る前からワクワクします。