S13型シルビアの北米向けモデルである“240SX”を日本仕様に仕立て直し、1989年に発売された。基本仕様はS13シルビアと同様だが180SXにはハッチバックとリトラクタブルヘッドライトが採用されている。
発売当初は1809ccのCA18エンジンが搭載されていたが、その後のマイナーチェンジで1998ccのSR20に変更になった。
シルビアがS14型へとモデルチェンジされる中、数度のマイナーチェンジはあるものの10年間一度もモデルチェンジすることなく1999年に生産が終了した。
生産終了後から約20年が経つ現在でも、軽量な5ナンバーボディで後輪駆動方式(FR)を採用している点が近年では希少になったことや、姉妹車のS13型シルビアとほぼ同じ構造でスポーツ走行にも適した設計であったことから、アフターマーケットにて主にドリフト用の改造パーツが充実しており、シルビアと共に一定の人気を保っている。
仕様項目 | 内容 |
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販売開始時期 | 1989 年 05月 |
最高出力 | 175PS/6,400rpm |
最大トルク | 23.0kgf·m/4,000rpm |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | MT |
乗車定員 | 4人 |
装備 | 純正本革シート・ステアリング・シフトノブ |