RX-7 FC3S
マツダが自ら「ピュアスポーツカー」と言い切った車がこのFC3S RX-7。それほどまでにスポーツカーとしてのこだわりが詰め込まれている。
そのひとつがホイールベースの短さと独立懸架式に発展したリヤサスペンションからくるコーナリングの鋭さ。それは当時ブームであった4WS機構を彷彿とさせるものだった。
それに加え軽量ハイパワーの13Bロータリーエンジンと優れた空力特性、そして国産初となるアルミ4ポッドキャリパーブレーキにより、曲がる、走る、止まるの三拍子が揃った、まさに“ピュアスポーツ”に恥じない一台であった。
そしてFC3Sを語るうえで忘れてはならないのが、漫画「頭文字D」の存在だ。
この作品の爆発的人気により、主人公が操るAE86 と共にライバルの愛車であったFC3Sの人気もさらに急上昇したのは間違いないだろう。
仕様項目 | 内容 |
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販売開始時期 | 1985 年 10月 |
最高出力 | 205ps/6,500rpm |
最大トルク | 27.5kgf・m/3,500rpm |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | MT |
乗車定員 | 4人 |
備考 | 後期型 |