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トランサイドⅣ

トランサイドⅣ(TRANSSIDE Ⅳ)
ブルーウォーター 30(BW30)

建造:リンフォース工業(日本)
デザイナー:武市&村木ヨットデザイナーズ

「ヨッティングのダイナミックさを堪能できる日本を代表する名艇!」


日本のFRPヨットの先陣を切って日本ヨット業界に革新をもたらした鎌倉にあるリンフォース工業が建造。
デザインは武市・村木ヨットデザイナーズが手がけた。

リンフォース工業は、日本がFRPによるヨット建造に関わり始めて最初にプロダクションヨットビルダーだ。
ヨッティング入門艇としてブルーウォーター21を建造、頑強なハルに大人四人が寝泊りでき、簡単なキッチンとチャートテーブル、トイレを備え、船外機ながら補機も装備して、外洋を走れるJOG(ミニトン)として日本のヨット業界に新風を巻き起こした。
現在でも日本の名艇として語り継がれている。

日本でも、セーリングボートによるレースが盛んに行われるようになり、ボートのサイズも大きく発展、JOGよりワンサイズ大きなカテゴリー、クォータートンとしてブルーウォーター24、もうワンサイズ大きくしてハーフトンクラスにブルーウォーター30が建造された。

最終的には、ブルーウォーター33まで建造していたが、日本のバブル崩壊とともに、リンフォース工業もヨット建造より撤退、ヨット建造で培ってきたFRP技術により、特殊トイレの建造や普及に取り組み、現在では日本のみならず、発展途上国や、インフラ整備の遅れている世界に向けて大きく高い技術力で貢献、高い評価を受けている。

ブルーウオーター30は、クラブレースやジャパンカップなど、盛んに行われていたヨットレース華々しき頃に、数多くのハーフトンクラスの海外艇に挑戦しようと、武市デザインによりリンフォース工業から送り出された。

全長9mのシャープな船型に、ワイドハルのタンブルビームで、キャビン内部も広く、シンプルな中にも機能性を備えて、当時最新のクラブレース艇として活躍していた。

トランサイドⅣ(BW30)は、全長9m、幅2.97m、ドラフト1.43m、総重量8トンで、サイズの割には、重い船体だ。フィンキールにバランスドラダーを採用、ハンドレイドのFRP積層工法により分厚い船体が、強靭で耐候性が高く、波あたりがソフトで乗り味の優しいハルを生み出している。
偽装はシンプルで扱いやすい。

ジブセールはNo.1からNo.3を装備、フォアステイのループにセットして展開する。もちろんスピンも装備しているので、ランニングからクローズドホールドまで、細身の船体とレーシングセールにより、敏感なヒーリングを楽しめ、軽風から強風までダイナミックなセイリングを今でも十分に堪能できる名艇だ。

船齢40年近くの古い艇体であるが、ヨッティング初心者からベテランまで、ヨッティングの基本セーリングを学ぶにも最適な練習艇として、ヨッティングの面白さを十分に提供してくれる。

補機はヤンマーYA、8PS/1800rpmを搭載、古くて非力ながら機走5ノットを担保している。
計器類は測深器とスピードメーター、コンパスのみだ。

スペック

項目 内容
船舶名 トランサイドⅣ
艇種 ブルーウォーター
全長(LOA) 30ft/9.00m
水船長(LWL) 8.37m
全幅 2.97m
深さ 1.43m
重量 7.97t
乗員 12名
航行区域 限定沿海
エンジン ヤンマー・YA
馬力 8HP/1800rpm
燃料 軽油・20L
バース定員 5名
船体 FRP積層、フィンキール、バランスドラダー、ティラー仕様、フラクショナルキル、スループ
装備品 コンパス、オートパイロット、測深器、スピードメーター、陸電
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