原田商会

シティーマリーナヴェラシスは、神奈川県浦賀湾の入り口にあり、東京湾入り口の観音崎灯台と久里浜の間に位置する。
西南北の風やうねりは完璧にシャットアウト、東からの風と波にはさらされるが、高い岸壁で守られ、安全な係留が可能となっている。
江戸時代にペリー来航でも有名であり、古来から江戸湾の安全な避難港として栄えてきた。
立地条件から、近代では住友造船の大型船舶のドックヤードとしても栄えてきたが、現在は造船不況で衰退、シティマリーナヴェラシスを含めて、三箇所のマリーナ施設を有する。
湾内中央には両岸に渡船場があり、市民や観光客の足として毎日運行されている。

シティマリーナヴェラシスからのクルージングスポットとしては、千葉県側の保田港や館山港などが人気の場所、朝出港して、ランチを保田港で楽しむクルージングは日帰りコースとしておすすめだ。
また、久里浜の沖合を南下して、剣崎を回り込んで、三崎港までのクルージングもおすすめだ。かつてのマグロの水揚げを誇った三崎港も漁獲量の減少と共に当時の面影はないが、三浦半島先端の観光地として今も人気が高く、相模湾のクルージングの中継地としても多く利用されている。
相模湾は、ヨッティングのメッカで、数多くのマリーナにはたくさんのヨットやボートがあり、週末やシーズンになると関東一円からヨットマンやボートマンが集まり、華やかなマリンライフを楽しんでいる。
海の透明度も感じられるシティマリーナヴェラシスは、横浜や東京都心から電車や車でのアクセスも便利で、安心できるマリーナとして人気が高い。